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先日、  とあるネットショップのタイムセールでひどい目にあいました。

 

商品については詳しくは伏せますが、大人気映画での作中に必ず出てくる武器のレプリカで、Amazonでは現在、プレミアがついている商品です。

 

それがタイムセールで定価の半額。

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現時点での相場で、全部売れた時の利益率は40%前後。

 

見込み利益は、12万ほどなので決して悪くない案件です。

 

電光石火の速さで、色違い2種類を5点ずつ合計10点を購入しました。

 

クレジットカード決済を終えて、あとは届くのを待つばかりの状態でしたが、事件は後日に起こります。

 

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商品が足りない

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ネットショップからメールで発送連絡が来てから数日後、うちの事務所へ商品が届きました。

 

意気揚々と梱包を開封すると、5点しかありません。

 

注文したのは、合計10点。

 

なぜ?

 

もしかして、配送を5点ずつ分けているのかと思いましたが、念のためにネットショップからのメールを確認すると、問い合わせ番号は一つのみ。

 

嫌な予感がしましたが、とりあえずネットショップに商品が足りていないけど、残りは別送されるのか?と確認のメールを送りました。

 

送り忘れてました的な返事を期待して。

 

ショップからのびっくり回答

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次の日、ネットショップからの回答メールがきました。

 

そのメールの文面には、とても詳しい梱包状態、(4箱を一つにまとめた梱包)で10本を確実に発送をしたといった内容でした。

 

要約すると、

 

何をガタガタ言ってんだよ。こっちはちゃんと送ったつってんだろうが、おめえどうかしてんじゃねえのか?文句があるなら写真を送って来いYO!という感じです。(もちろん丁寧な文面でしたが)

 

メールの具体的な内容の文面からして、とても厄介なことになったと感じました。

 

このままだと最悪、警察に相談しなければならない案件かも?

 

なんせ相手は老舗の信頼出来るネットショップ。

 

そんなお店に対して、こちらはめちゃくちゃ疑われている状態で、商品が5本しか届いていないことを証明しなければなりません。

 

やってもいない痴漢の無実を証明しろといわれているようなもんです。

 

ちゃんと商品を全部送ったと言いきるネットショップと、全部は届いていないという僕。

 

いわゆる悪魔の証明ってやつですね。

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カイジ的に言うならば、

 

この状況、

 

「圧倒的不利っ…」

 

おれのターン!がやってきた

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とは言っても、こっちに届いたのは5点ですし、このまま泣き寝入りをするわけにはいきません。

 

ネットショップから来たメールの文面からすると、梱包した人にちゃんと確認をとってくれたのでしょう。

 

しかし、そうは言っても実際には相手のネットショップの言う梱包状態の半分しか届いていないのです。

 

なぜそれが届いていないのかと言うと、考えられる可能性としては、伝票の貼り間違いです。

 

おそらく他の人に間違って送ってるんだろうと原因を憶測するのはかんたんですが、ちゃんと送ったという向こうの主張を覆す必要があります。

 

しかし、5点しか届いていない事をどうやって証明したらいいんだろう。。。

 

ボーッと荷物を眺めていたら、いつもと違う送り状が貼ってあることに気が付きました。

 

その送り状は、宅急便でなく、ヤマト便でした。

 

ヤマト便の運賃は、容積換算重量で決まります。

 

集荷の時、荷物のサイズを測り、ヤマトの人が送り状に容積換算重量を記載します。

 

そこで実際に届いた商品の容積換算重量をヤマト便の料金表の通り、計測してみると、送り状に記載の通り19キロという数字でした。

 

2箱を一つにまとめた梱包(5本)で19キロ。

 

メールに書いてあった相手のネットショップの言う梱包状態、4箱を一つにまとめた梱包(10本)であれば、この容積換算重量の数字が倍になる必要があるはずです。

 

ほんの小さなほころびを見つけた瞬間でした。

 

遊戯王的に言うならば、

 

おれのターン!

 

ドロー!

 

容積換算重量っ!!!

 

ってところでしょうか。

 

ネットショップ側の送ったという数量の半分しか届いていない事を証明するために画像とメールの文面だけでは説明しにくいので、iPhoneのカメラで実際に届いた梱包状態、メジャーで荷物の大きさを測っている動画を撮りました。

 

そして、これみよがしにヤマトさんが記入した伝票の19キロという数字を強調した画像と、ヤマト便の容積換算重量についての説明、5本で19キロの容積換算重量なので、10本送ったならば19キロであるはずがないとメールを送りました。

 

はい、論破です。

 

もしこれでもネットショップ側が主張通り、商品を送った反論するなら、梱包した人に聞いてみたよ。というようなレベルではなく、こちらの提示した証明を超えるものでなければなりません。

 

そして待つこと数日。

 

ネットショップから不足分の発送を行ったとメールが来て、その翌日に何事もなかったように不足分の商品が届きました。

 

そのメールの文面には、今回の事についての具体的な原因やそれについての謝罪はありませんでしたが、不足分を送ってきたという事は、何かしらの不備を認めたという事でしょう。

 

悪魔の証明に打ち勝つことができました。

 

完全勝利です。

 

まとめ

 

今回は、運良くヤマト便だったので、相手の不備を証明する事ができました。

 

おそらく他の発送方法だったら、今頃どうなっていたかわかりません。

 

そこそこ利益率が良い商品なので良かったのですが、こういったことに巻き込まれるのは面倒でしかありません。

 

冤罪って怖いですね。

 

やれやれです。