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たまに新しくホビーせどりの仕入先を開拓するために
地方のお店を探して回っています。

今回は先日、はじめて行った地方のおもちゃ屋さんでの話です。

店内を見渡すと、おそらくほとんどの商品が昭和もので、
僕が子供の頃に流行った懐かしいおもちゃが
ずらっ〜とショーケースに飾られていていました。

ニンテンドーDSとか、プレステとか最新のものとは全然無縁な感じで、
何年も前のたまごっちのようなものがレジ前のショーケースにたくさんありました。

商品棚にはバーコードのないもの、バーコードがあっても検索すると、
Amazonに商品登録がないものが数多くありました。

写真を撮っておけば良かったんですが、
アンパンマンとか今のものとはだいぶ顔が違うんですよね。

これはAmazonというよりもヤフオク向きだな〜と思いながら、
店内をあちこち調べました。

ガンプラやトミカ、セガトイズのもので割と新しいぼちぼち定価超えの商品を
何点か見つけたものの、他にもお店を回る予定があったので、
これくらいで切り上げる事にしました。

選んだものをレジに持っていくと、電卓を弾きながら、
商品についている値段よりもさらにまけてくれました。
全部で数万円ほどですが、なぜだかとても喜んでいる様子でした。

支払いを済ませ、買ったものを袋に入れてもらっていると、
店の人と同年代の人がドカドカと入って来るなり
「体、大丈夫なん?」とえらく心配していました。

話を聞いていると、どうやらこのお店のおばちゃんは体調を悪くしてて、
今年はじめて店を開けたのが、偶然にも僕が来たこの日だったようです。
もう二月も終わりなので結構、長い間寝込んでいたという事になります。

今年、はじめて店を開けた日、僕の買ったもので
それなりに売上が出たので喜んでくれたのです。

僕が店内にいる間、近所の子供たちが数人お菓子を買いに来るくらいで、
おもちゃ屋さんではあるけど、そのおもちゃに興味があるような雰囲気は全くありませんでした。

お店に来る子供たちが欲しいものと、
お店に並べてあるものがズレていては売れませんからね。

でも僕たちせどらーはこうしたお店では多くの場合、
なかなか動きがないものをせどりして、それを欲しい人に買ってもらう事で稼いでいます。

たまに「せどり=転売」という罪悪感に悩んでいるという相談をもらいますが、
何も気にする事はありません。

今回のようにこういう形で、お店の人に喜んでもらえていますので、
どんどん買っていくべきだと僕は思います。

本当に嬉しそうに袋に詰めてくれるおばちゃんの顔を忘れられません。
やっぱりせどりっていいなと思った瞬間でした。