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先日、Amazonの新品コンディションガイドラインがいつものようにひっそりと変更されていました。
2017年9月に僕らが絶望したあの忌まわしい文言が消えているのです。
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そのため情報の早い一部の情報発信をしている人たちが”Amazon刈り取り解禁された”と言っていますが、まさかその情報をそのまま鵜呑みにしていませんよね?
確かにあの忌まわしい文言は消えていますが、消えている=Amazon刈り取り解禁、やったぜ!うっほぃ〜!となるのはちょっと早計です。
amazonアカウント運営に直結するような情報は必ず裏を取りましょう。
何よりも新たに個人調達商品(個人事業主を除く)。という文言が追加されているのも僕的にはかなり気になります。
ただ、あまりにも短文過ぎて、いろんな解釈ができてしまうのでテクニカルサポートに問い合わせしてみました。
・参照amazonコンディションガイドライン
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果たして、amazon刈り取りは解禁されたのか?
01:23 PM 自分: 谷口様 いつもお世話になります。「新品」として出品できない商品についてのコンディションガイドラインについてですが、 以前まで記載されていた下記の文言が現在なくなっています。・Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品これはamazon本体が販売しているものを購入した場合、その後新品として出品しても 良いということなのでしょうか?01:25 PM 谷口 : 誠に申し訳ございませんが、購入者様として購入した商品(Amazonに限らず、メルカリ等の外部サイトを含む)は販売を禁止しております。01:25 PM 谷口 : そのため、Amazonで購入した商品も現在のガイドラインの適用内となっております。
続いて、あの気になる文言、個人調達品について
個人調達商品(個人事業主を除く)の解釈について
01:37 PM 自分 : コンディションガイドラインにて以下の商品は、Amazonで「新品」として出品できないとのことですが、 * 個人調達商品(個人事業主を除く)。 の個人事業主を除くとは、どういう事でしょうか?01:38 PM 自分 : 例えば卸問屋がamazonに出品している場合、そこで購入したものはその後に新品として出品できるという事になるのでしょうか?01:39 PM 長尾 : 不明瞭な点があり申し訳ございません。01:39 PM 長尾 : 個人調達商品(個人事業主を除く)。の個人事業主を除くとについて、確認いたしますため少々お待ちいただけますでしょうか。01:40 PM 自分 : はい。よろしくお願いします。01:48 PM 長尾 : 出品者様、長らくお待たせして申し訳ありません。01:49 PM 長尾 : 誠に恐れ入りますが、こちらについて詳しく確認させていただきたく存じますため、お預りしてEメールにてご連絡差し上げてもよろしいでしょうか。
コンディションガイドラインの新品の出品について
その後、メールにて回答が来ました。
ご担当者様Amazonテクニカルサポートよりご連絡いたします。このたびは出品者様に、ご案内までに長らくお時間をいただきましたことをお詫び申し上げます。お問い合わせいただきましたコンディションガイドラインの新品の出品についてご案内いたします。コンディションガイドラインに記載の「個人調達商品(個人事業主を除く)」についてお調べしたところ、「個人事業主」とは、事業主として販売業者から仕入れた商品である場合となりますため、それ以外の購入者として購入した商品については、出品は不可となります。そのため、Amazon.co.jp 上で購入された商品の販売元が「事業主」として販売業者から仕入れて販売しているかどうかに関わらず、Amazon.co.jp での購入すること事態が購入者としての購入となり、「事業主」とはなりませんため、こちらも出品不可となりますことを何卒ご了承くださいませ。不明瞭な点がありご不便をお掛けし誠に申し訳ございません。恐れ入りますが、何卒ご対応の程お願いいたします。このたびは当サイトのご利用に際してご不便をおかけしておりますことを、重ねてお詫び申し上げます。ご案内は以上となりますが、不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。
結論、Amazon刈り取り解禁されてない
今回、僕もまたamazon刈り取りできることを願っていたのですが、テクニカルサポートにamazon刈り取りはダメだとはっきりと名言されてしまいましたね。
かなり残念な結果になりましたが、解釈としては、どうやらあの消えた文言、・Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品 は、新しく追加された・個人調達品(事業主除く)。に集約されてしまったという事でしょうね。
まあamazon刈り取りの是非については、最終的に判断するのはアカウントスペシャリストでしょうけど、安易にamazon刈り取りはしないしないほうが吉です。
もし、これからもamaozn刈り取りを続けていきたいのであれば、どうやらこれまで通り、購入アカウントを分けたり、ほぼ新品コンディションで売っていくしかなさそうです。
また何かamazon刈り取りについて情報がありましたらお知らせしますね。